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2008.01.01

歯ぎしりが胃かいようを予防

 

睡眠中の歯ぎしりが、ストレスを発散し、胃かいようの予防に効果を発揮していることが、神奈川歯科大学高次脳口腔(こうくう)科学研究センター(横須賀市稲岡町、代表=佐藤貞雄教授)の研究で分かってきた。


 研究グループは、二十匹の実験マウスを六時間にわたり体を固定し、水や食べものを与えない拘束ストレスを与えた上で、筋電図で歯ぎしりをしているかいないかを計測。さらに胃かいようの進行状態との関係を調査した。

 それによると、マウスの歯ぎしりようの運動の平均時間は五百五十秒。それぞれ個体差があり、歯ぎしりを約二百秒しかしなかったマウスは胃の血管が赤く なったり粘膜の約90%に出血がみられたりした。これに対し、平均を上回る約八百秒に達したマウスは半分以下の40%程度にとどまっていた。

 マウスに棒をかじらせることで胃かいようの状態が改善することも判明。佐藤教授は「これまで歯ぎしりはやっかい視され、治さなければならないものととら えられてきたが、病気を予防するという良い効果もある」と説明。さらに「ストレスが記憶力を低下させることも分かっている。かむ効果は、認知症の予防にも つながる可能性がある」としている。

[2007/12/31 神奈川新聞サイト記事を要約]

かれこれ15年前、アメリカに行くだいぶ前から寒くなり水が冷たく感じる季節になると歯が染み、歯科医で知覚過敏と言われ毎年のように治療を受けて いた。それが今年から通っている歯科で原因の一つが歯ぎしりにあるかもということで、現在、マウスピースを作って歯の治療と平行して行っている。知覚過敏 の原因が歯ぎしりかもと言われ驚いたばかりだが、これが胃潰瘍の予防に効果があったということはさらに驚きである。

 毎日、確かにストレスも多い仕事柄、歯ぎしりをしていなかったら胃かいようになっていたのかな?などと考えてしまう。幸い今年は治療と平行に行ってい るマウスピースの装着により冷たい物が染みることもなくすんでいるが、歯ぎしり予防でマウスピースをするとどうなるのだろうか?この記事だけでは解らない ことも多い。

 まさかマウスにマウスピースをするわけにもいかないだろうし(笑)、もし胃潰瘍ができやすくなるなんてことになったらどうしようか、歯が染みるの は我慢して歯ぎしりをしたほうがよいのだろうか、私の所に来る胃かいようの患者さん達は歯ぎしりをしない人が多いのだろうか、この記事を読み色々なことを考え ながら今年最後の今日もマウスピースをして寝ることにしよう。2008年はネズミ年である。

地元鎌倉出身の内科・消化器科医院
経鼻胃カメラ・大腸カメラ検査のさかい内科・胃腸科クリニック 

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